ロッテが大谷から今季初得点で勝利

 「日本ハム2-4ロッテ」(2日、東京ド)

 ロッテが、今季初めて日本ハムの大谷翔平投手から得点し、勝利した。今季は大谷に対し、2試合連続完封負けを喫していたが、初回に角中が先制6号2ランを放ち、試合を優位に進めた。

 先頭打者が四球で出た後、無死一塁から角中が153キロの直球を右中間へ運んだ。18イニング続いていた対大谷の連続無得点を止めた。

 六回には失策も絡み1死一、三塁からクルーズが中前適時打。大谷から3点を奪った。

 殊勲の角中は「久しぶりにイメージ通りのバッティングができました。最近ちょっとランナー一塁で、一、二塁間を狙って失敗が多かったので思い切っていこうと思いました」と充実感を漂わせた。対大谷については「同じ相手に何回も負けるわけにはいかないので、何とかしてやろうという気持ちで臨みました」と振り返った。

 西武とのし烈なCS争いへ「本当にチームみんなでやっていくしかないと思います」と決意を新たにしていた。

 大谷には黒星がつき13勝4敗。ロッテ先発の石川は9勝目(11敗)。

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