ドラ1候補・高橋純が納得の3人斬り
「U-18W杯・1次ラウンドA組、日本12-0メキシコ」(1日、舞洲)
今秋ドラ1候補右腕の高橋純平投手(県岐阜商3年)が、納得の3人斬りで試合を締めた。七回から登板すると、遊ゴロ、見逃し三振、空振り三振でピシャリ。直球の最速は144キロを計測した。
大会初登板だった8月30日のオーストラリア戦は、1回無失点だったものの、安打と2四球で2死満塁のピンチを招いただけに「今日はシンプルに3人で終わるというテーマを決めてやっていた」と、笑みがこぼれた。
普段よりブルペンでの投球数を増やしたことに加え、オーストラリア戦では、ナイターで捕手のサインが見えなかったという反省から「(捕手の)郡司と話し合って、見やすいように変えた」とサインもシンプルなものに。工夫をこらして好投につなげ「前は若干あがっていたけど、今日は冷静にいられた。まとまっていたと思う」と、手応えを口にした。