日本、七回コールドでA組1位通過
「U-18W杯・1次ラウンドA組、日本15-0チェコ」(31日、舞洲)
日本が毎回の16安打で15点を奪い、七回コールド勝ちした。A組唯一の開幕4連勝で、9月3日から始まるスーパーラウンドに同組1位での進出を決めた。初めて3番に座った勝俣翔貴投手(東海大菅生)が初回に今大会チーム初本塁打となる先制3ランを放つなど、4安打5打点の大活躍を見せた。初戦から4番に座るスーパー1年生、清宮幸太郎内野手(早実)が三回裏にベンチへ退くアクシデントがあったが、3年生の先輩たちが踏ん張った。
日本は初回、無死一、三塁で打席に入った勝俣の右翼スタンドへの3ランで先制。なおも2死二、三塁から8番・杉崎の中前適時打で2点を追加した。
四回にも無死二塁から勝俣の右中間フェンス直撃の適時二塁打と野選、暴投で3点を加点。続く五回にも1死一、二塁から2番・篠原、勝俣の連続適時打、続く郡司の左前2点適時打で計4点を加えた。
12-0と大きくリードした日本は、六回に2死一、二塁から篠原の中前適時打、なおも2死満塁から郡司が押し出し四球を選び2点を追加。続く七回にも2死二塁から9番・船曳の中前適時打で15点目を挙げた。
先発の森下は、7回を3安打12奪三振で完封勝利を果たした。
日本のスタメンは次の通り。
(中)オコエ瑠偉=関東第一
(指)篠原 涼=敦賀気比
(右)勝俣翔貴=東海大菅生
(一)清宮幸太郎=早実
(捕)伊藤寛士=中京大中京
(遊)津田翔希=浦和学院
(三)宇草孔基=常総学院
(二)杉崎成輝=東海大相模
(左)船曳 海=天理
(投)森下暢仁=大分商