4番・清宮は左膝違和感で途中交代「試合中に監督に自分で言いました」
「U-18W杯・1次ラウンドA組、日本15-0チェコ」(31日、舞洲)
日本が毎回の16安打で15点を奪い、七回コールド勝ち。A組唯一の開幕4連勝で、9月3日から始まるスーパーラウンドに同組1位での進出を決めた。「4番・一塁」で先発した清宮幸太郎内野手(早実)は、三回守備からベンチへ退いた。左膝の違和感によるものでアイシングとテーピングの治療を受けた。この日は初回に二ゴロ、二回に右飛で2打数無安打だった。
試合後は、やや左足を引きずる様子を見せながらも、立ったまま報道陣に対応。「試合前から違和感があり、キャッチボールで左膝が変な感じがした。試合中に監督に自分で言いました」と説明した。既往歴はなく、「打つ方は何ともない。走ったりすると少し」と、軽症を強調した。
1日以降の出場については「明日起きてから」と病院に行かず、様子を見る意向。西谷浩一監督(45)も「違和感があったので大事を取った。(1日の出場は)わからない」と話した。
清宮は、ここまで3試合連続で「4番・DH」で出場。前日のオーストラリア戦では、初戦のブラジル戦の内野適時打以来、10打席ぶり安打となる右線二塁打を九回に放っていた。
清宮の代わりに4番には郡司裕也捕手(仙台育英)が入り、先発マスクをかぶっていた5番・伊藤が一塁に代わった。
日本のスタメンは次の通り。
(中)オコエ瑠偉=関東第一
(指)篠原 涼=敦賀気比
(右)勝俣翔貴=東海大菅生
(一)清宮幸太郎=早実
(捕)伊藤寛士=中京大中京
(遊)津田翔希=浦和学院
(三)宇草孔基=常総学院
(二)杉崎成輝=東海大相模
(左)船曳 海=天理
(投)森下暢仁=大分商