ロッテ“短期決戦モード”突入!

 ロッテ・落合英二投手コーチ(46)が27日、正念場を迎えるCS争いに向け、“短期決戦モード”に突入する構えを示した。現在、3位・西武を1ゲーム差で追走する4位。残り33試合。目の前の勝敗が明暗を分ける時期に入り、早めの積極継投策で、救援陣を惜しみなくつぎ込む姿勢を明らかにした。

 「連戦でも出し惜しみせず、勝てる試合は、どんどん突っ込んでいこうかなと思っている。先発は五回でへばるくらいでも飛ばしていってほしい」。

 落合コーチは、六回からセットアッパー・益田、内の起用を構想。八回の男・大谷を七回に前倒しで投入し、守護神・西野のイニングまたぎも辞さない。「2人につなぐことが勝利につながる。西野は八回2死からも行かせる。“4アウト”までは抑えの仕事だと思っている」と力説した。

 自身も現役時代は中継ぎエースとしてフル回転し、修羅場をくぐり抜けてきた。短期決戦さながらの戦法で、CS進出へスパートをかける。(福岡香奈)

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