「ヤクルト２－０巨人」（２７日、神宮）

　ヤクルトが接戦を制し、３連勝で貯金２とした。首位阪神とは２・０ゲーム差に迫った。

　０－０の八回、２死二、三塁で川端が左前に２点適時打。プロ初先発の寺田は３回無失点。４番手のオンドルセクが５勝目。九回を締めたバーネットは３１セーブ目。

　巨人は今季ワーストタイの５連敗で貯金０。好投のポレダを打線が援護できなかった。

　決勝打を放った川端はヒーローインタビューで「前半苦しい展開でピンチばかりでしたが、投手がよく頑張って、野手も粘って守っていた。いつかチャンスは来ると思って待っていました」と終盤の決勝点を振り返った。上位進出を争う巨人に３タテを食らわせ、「今日の勝ちは本当に大きいと思います」と笑顔で胸を張った。