清宮封じられ早実準決勝敗退

仙台育英-早実 仙台育英に敗れ、甲子園を去る早実・清宮幸太郎(左から3人目)ら早実ナイン=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「高校野球・準決勝、仙台育英7-0早実」(19日、甲子園)

 早実(西東京)は仙台育英(宮城)に敗れ、注目のスラッガー・清宮幸太郎内野手(1年)の最初の夏が終わった。この試合は3打数1安打。唯一の安打も二塁へのぼてぼての当たりによる内野安打で、仙台育英(宮城)が擁する今大会屈指の好投手・佐藤世那(3年)に自分の打撃をさせてもらえなかった。打点がなかったのも今大会初だった。

 今大会の清宮の通算打撃成績は19打数9安打8打点2本塁打で、打率は・474。1年生での1大会2本塁打は桑田真澄(PL学園)以来32年ぶりだった。

 試合後は唇をかみしめて涙をこらえながら球場を後にした。

 初回の第1打席は1死一塁で二塁への併殺打に倒れていた。三回の第2打席は二塁への内野安打だった。六回の第3打席は四球だった。八回の第4打席は右方向への高いフライとなり、二塁手が下がって捕球した。

 仙台育英の佐藤世は6安打完封でチームを決勝に導いた。

 【清宮の甲子園での打撃成績】※打撃結果の後ろの数字は打点

1回戦  今治西    一飛、死球、中飛、右安(1)、二ゴロ 4打数1安打1打点

2回戦  広島新庄   空三振、右安(1)、左安、死球、投直 4打数2安打1打点

3回戦  東海大甲府  死球、右本塁打(2)、一ゴロ、右二塁打(3)、右二塁打 4打数3安打5打点

準々決勝 九州国際大付 投ゴロ、右本塁打(1)、三失、中二塁打 4打数2安打1打点

準決勝  仙台育英 二併殺打、二内安、四球、二飛 3打数1安打0打点

【合計】19打数9安打8打点

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