関東一4強 オコエが九回勝ち越し2ラン
「全国高校野球・準々決勝、関東第一5-4興南」(17日、甲子園)
関東第一(東東京)が熱戦を制し準決勝に進出。俊足巧打のオコエ瑠偉外野手(3年)が「1番・中堅」で先発し、3-3で迎えた九回表の第5打席で、2死二塁から左翼席へ勝ち越しの2ラン本塁打を放った。
カウント2ボール1ストライクからの4球目、オコエは真ん中やや内角よりの低めストレートを鋭く振り抜き、打球は瞬く間にレフトスタンドへ飛び込んだ。
オコエは前の打席まで興南(沖縄)の先発左腕・比屋根雅也投手(2年)がトルネード投法から投じるストレートなどにタイミングが合わず、一回表の第1打席は空振り三振、三回表の第2打席は捕邪飛、五回表の第3打席は右飛。七回表の第4打席はこの日2個目となる空振りの三振だった。
【オコエの甲子園での成績】※打撃結果の後ろの数字は打点
◇8月11日 2回戦(対高岡商)
二塁打=一塁強襲、三塁打、三塁打(3)、二ゴロ、中犠飛(1) 4打数3安打4打点
◇8月16日 3回戦(対中京大中京)
捕邪飛、遊ゴロ、空振り三振、遊内安打 4打数1安打
◇8月17日 準々決勝(対興南)空振り三振、捕邪飛、右飛、空振り三振、左本塁打(2) 5打数1安打2打点