斎藤隆引退「最初に稼頭央に連絡」した
楽天・斎藤隆投手(45)が17日、仙台市内のコボスタ宮城で記者会見を開き、今季限りでの現役引退を表明した。
91年にドラフト1位で入団し今季で現役生活17年目を迎えた斎藤は「ユニホームを脱ぐ決断をしたことを皆さんにお伝えいたします。今は晴れやかな気持ちです」と涙もなく、すっきりとした表情で話した。
引退を決断した理由については「1軍でチームの力になれていない現状、パフォーマンスが出せていないので引き際ではないかと感じました」と語った。
数人のチームメートにはすでに報告済み。「投手陣には連絡しています。一番、最初に(松井)稼頭央には連絡しています。今はシーズン中なので、シーズンが終わってから酒でも飲みながら話したい」と明かした。
斎藤は91年ドラフト1位で横浜大洋に入団。先発、中継ぎ、抑えをこなし、06年にはメジャー球団のドジャースに移籍。13年に日本球界に復帰し、出身地である地元楽天に入団。13年には中継ぎとして30試合に登板。防御率2・36の成績で日本一に貢献した。