巨人が2試合連続のサヨナラ勝ち!
「巨人-DeNA」(30日、京セラ)
巨人が2試合連続のサヨナラ勝ち。足のスペシャリストがバットで魅せて、3連勝を決めた。
1-1で迎えた九回、2死一、二塁と攻め、打席には途中出場の鈴木尚広。DeNA5番手・エレラの150キロ直球を中前へはじき返し、勝負を決めた。鈴木尚はプロ入り19年目にして初のサヨナラ打となった。
鈴木尚は「僕のところに回ってくると思っていたので、速い球を一発で仕留めようと思った。うまく詰まってくれましたね」と興奮気味に振り返った。
原監督も「打席数は少ないんですが、キャリアというか、強さが出ましたね」とたたえた。
巨人は八回、1死満塁で代打・高橋由が左犠飛を放ち、先制した。先発の菅野は8回を4安打無失点の好投。勝利投手の権利を持って降板したが、九回に同点とされた。菅野は自身の白星こそ消えたが「(鈴木尚が)絶対に決めてくれると信じていたので、本当にありがとうございます!」と感謝した。