滝川二、3年ぶり甲子園進出

3枚

 「高校野球兵庫大会決勝、滝川第二8-2明石商」(29日、明石トーカロ球場)

 滝川第二が明石商を下し、3年ぶり4度目の甲子園出場を決めた。

 序盤から猛攻を仕掛けた滝川第二打線。二回、相手のミスに乗じて3連打で2点を先制すると、四回には根来が左中間を破る2点二塁打で加点。終盤にも着実に得点を積み重ね、先発全員の14安打8得点で好投手を擁する明石商を突き放した。

 4月に部員間での賭けトランプが発覚し、春季兵庫大会を辞退した。就任したばかりの山本監督は「高校野球はファン、学校関係者、両親も含めてみんなが応援してくれる。その応援に感謝の気持ちを持って」と部員を諭した。週2回、練習を行わず読書して感想を述べるなどのミーティングを繰り返し、チームを立て直した指揮官。決勝でもいかんなく力を発揮した。

 「春の大会も出場辞退。絶対にこの夏を獲ろう、と言っていた」と建畑主将。山本監督は「頂点を目指して全員で頑張っていきたい」と甲子園での躍進を誓っていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス