東海大相模が連覇に王手 吉田が10K
「高校野球・神奈川大会準決勝、東海大相模8-1日大藤沢」(27日・横浜)
昨夏代表の東海大相模が七回コールド勝ちし、連覇に王手をかけた。
初回に豊田寛外野手(3年)の右越え2ランで先制。その後も攻撃の手を緩めず、14安打で8点を奪った。先発した今秋ドラフト候補右腕・吉田凌投手(3年)は直球とスライダーの制球が良く、七回途中1失点。10三振を奪った。
吉田は「スライダーで空振りやカウントが取れた。練習してきたことが、夏の大会でできているのはよかった」と手応え。
決勝は横浜とのライバル対決となり、門馬敬治監督は「横浜高校とは、夏にどこかで当たると思っていた。春の大会が終わってからは『打倒横浜』を合言葉にやってきた。もう一度その言葉を選手にかけて、明日の試合に臨みたい」と、気合十分だった。