巨人は２５日、ニューヨーク・メッツ傘下のラスベガス・フィフティワンズに所属していたアレックス・カステヤーノス外野手と契約合意したことを発表した。背番号は「９３」。２７日に来日し、入団会見を行う。

　カステヤーノスはメジャー通算２４試合に出場、打率・１７１、２本塁打。実績はないが、マイナーでは１０９本塁打を放つなど、長打力を備える２８歳の右打者。「伝統ある読売巨人軍の一員になれることを大変光栄に思います。チームの勝利に貢献し、優勝するために全力を尽くします」とコメントした。

　就労ビザの関係上、２７日の来日後、すぐに出場することは厳しそうだが、条件が整い次第、１軍に合流する。原監督は中軸での起用を明言した上で「非常にシャープな選手。チーム打率を上げてもらいたい。２割６分打てば（チーム打率が）上がる。ウチは２割４分打線だからね」と打線の起爆剤として期待した。