水戸商 坂東総合に五回コールド勝ち
「高校野球・茨城大会1回戦、水戸商11-0坂東総合」(6日、水戸市民)
春夏14度甲子園出場の水戸商が、五回コールド勝ちで初戦を飾った。
二回に暴投で先制すると、三回には5連続長短打などで5点、四回にも集中打で5点を加えた。投げても2投手が無安打リレーで反撃を許さなかった。
先発して4回で6三振を奪った背番号10のサイド右腕・長嶋秀明投手(3年)は「結果は悪くないかもしれないが、コントロールに納得がいっていない」とどん欲。背番号が2桁の選手をスタメンで6人起用した西川将之監督は「控えの選手も使う場面が出てくると思うので、経験させたかった。長嶋は夏の大会初登板でよく踏ん張ってくれた」と、チームの底上げに手応えを感じた様子だった。