西武が快勝 2冠トップ中村が5打点

 「西武8-2ロッテ」(4日、西武ド)

 3位・西武は本塁打、打点2部門でトップに立つ4番・中村の活躍などで快勝した。

 0-1の初回は中村の左越え24号3ランで逆転。3-2の三回は斉藤の右越え1号ソロで1点、四回は栗山の左中超え7号ソロと中村の右線適時二塁打で2点を追加。六回も浅村の内野ゴロと中村のこの日3安打5打点目となる左中間適時二塁打で2点を加えた。

 お立ち台に立った中村は、いつものように何事もなかったような表情で「(本塁打は)まあまあ、いい当たりでした。もっと打てるように頑張ります。(4試合で3本塁打11打点だが)もうちょっと頑張ります。(7度目の球宴では)当日になって考えます」と冷めた口調でファンの笑いを誘うと、連日会心の打撃についても、「暑くて僕自身しんどいですけど、ちょこっとやってます」と締めるおとぼけぶりだった。

 先発・十亀は8回5安打2失点で7勝目(3敗)。球宴初出場も決めている十亀は「まさか選ばれるとは思ってなかったが、最初の試合で結果を残せて良かった」と語った。

  4位・ロッテは連勝が4で止まった。初回、角中の右越え4号ソロで先制、1-3の三回は角中の犠飛で1点。先発・涌井は4回8安打6失点で6敗目(6勝)を喫した。

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