ヤクルト大引3打点 阪神連勝止まる
「ヤクルト4-3阪神」(30日、神宮)
ヤクルトは3-3の八回1死満塁から、大引が2打席連続の適時打となる中前打を放ち1点を勝ち越した。
0-2の四回は畠山の左越え19号ソロで1点。六回は2死満塁から大引が右越えに2点適時打を放ち逆転。先発・小川は6回7安打2失点だった。
日本ハムから移籍の今季、初のお立ち台に立った大引は「気持ちいいですね。迷惑ばっかりかけてきたが、こんなに喜んでもらえてうれしい。(六回の逆転打は)僕で何とか返してやろうと強い気持ちだった。(右翼の)福留さんには好守備でいつも阻まれていたので『捕るな、捕るな』と思いながら走っていた。(八回の決勝打は)僕がダメでも後ろに雄平が残っていたので気楽に打てた。いい当たりじゃなかったが、野手の間を抜けた瞬間は鳥肌が立ちました」などと振り返った。
首位・阪神は連勝が6で止まった。四回、鳥谷の左中間2点適時二塁打で先制。2-3の八回は2死二塁から鳥谷の内野安打とヤクルトの3番手・オンドルセクのエラーで同点としたが、直後に4番手・福原が勝ち越し点を許した。
鳥谷はこの日、今季初、通算17度目の4安打を記録。先発・岩田は5回2/3、7安打3失点だった。