首位ソフトB、孫オーナーの前で4連勝
「ソフトバンク3-1西武」(29日、東京ド)
首位ソフトバンクが首位攻防戦に競り勝ち、4連勝。今季最大のゲーム差を、さらに5・5に広げた。
二回、1死一、三塁から今宮の左前適時打で先制。なおも2死一、三塁から福田の右越え適時三塁打で2点を加えた。
先発・武田は6回を6安打1失点の好投で、チームトップの7勝目(2敗)を挙げた。お立ち台では、まず「西武の打線がかなり良くて、自分なりに苦しい場面が多かったが野手の皆さんに助けてもらった」と感謝。四回に2死満塁で好打者・秋山を迎えた場面について「本当に苦しい場面でしたが、アウトコースに思いっきり投げるだけだと腕を振って思いっきりいきました」と、力を込めて振り返った。
この日はソフトバンクの主催ゲームではあったが、東京ドームでの開催。観戦した孫正義オーナー(57)は試合後、「ナイスゲーム。まるでホームゲームのようでした」と、黄色く染まったスタンドでの白熱戦を評した。
西武は3点を追う四回、1死満塁から鬼崎が初球を右前適時打し1点を返したが、後続が打ち取られた。その後は何度も得点圏に走者を進めながら得点できなかった。先発・牧田は6回1/3を7安打3失点。
秋山はチームの6月最終戦で両リーグ史上最多となる月間9度目の猛打賞を狙ったが、惜しくも左前打、中前打の4打数2安打に終わった。