仙台大のドラ1候補熊原 13Kもミスに泣く「投げるだけの人に…」
「全日本大学野球選手権・1回戦、九産大3-0仙台大」(8日、東京ド)
仙台大が九産大に2安打完封負けを喫し、初戦で姿を消した。
今秋ドラフト1位候補右腕・熊原健人投手(4年・柴田)は13奪三振と力投したが、ミスに泣いた。初回は捕逸で走者の三進を許した直後に左前適時打を浴びて先制点を献上。三回は自らのボークと捕手の失策で、六回は右翼手が飛球を見失い(記録は適時三塁打)、ミスがすべての失点につながった。
最速は150キロを計測。ボールそのものはドラ1候補にふさわしかっただけに「細かいところが全然できていない。投げるだけの人になってしまった。投手として成長できるようにしたい」と、悔しさをにじませた。