東大、13年ぶり勝ち点ならず完封負け
「東京六大学野球 法大6-0東大」(25日・神宮)
1勝1敗で迎えた3回戦で東大が完封負けし、02年秋以来の勝ち点奪取はならなかった。23日の1回戦で、リーグワースト記録の連敗を「94」でストップさせていた。
四回に適時打と押し出し四球で2点の先制を許すと、六回にも3本の適時打で4点を追加された。先発した3年生右腕・山本俊投手(西春)は、140キロ台中盤の直球を軸に中盤まで粘りの投球を見せたが、六回途中5失点で降板。打線も八回を除いて毎回得点圏に走者を進めながらあと1本が出ず、無得点に終わった。
浜田一志監督は「今日の試合については、実力の差がそのまま出た」と完敗を認めた一方で「去年、一昨年より打線の状態としては振れている。失策も少ない」と、今季の収穫を挙げた。そして「秋は勝ち点、最下位脱出、もっともっと上の目標を持ってやっていきたい」と、レベルアップを誓っていた。