「高校野球・春季近畿大会１回戦、彦根東３－２大阪桐蔭」（２４日、彦根）

　彦根東が大阪桐蔭に競り勝った。

　篠原漣捕手（３年）が、二回１死から左越えソロ本塁打を放ち先制。１－１の六回には、２死二塁から勝ち越しの中前適時打を放った。その後再び同点とされるが、八回に先頭の森杉亮太外野手（３年）が、左翼ポール際にソロ本塁打を放って突き放した。

　先発・佐々木大樹投手（３年）は１０四死球と制球に苦しみ、何度も得点圏に走者を背負ったが粘りの投球。強力打線を２点に抑えた。

　大阪桐蔭は２度追い付くも、再三の好機を生かし切れない展開。西谷浩一監督は「なかなかあと１本が出なかった。こういう中で押し切れるようにやっていかないといけない」と課題を口にした。