「広島８－１２ヤクルト」（２３日、マツダ）

　ヤクルトが六回、一挙に８点を奪い、広島に打ち勝った。

　４－５で１点を追っていた六回、１死から二塁打、四球、内野安打で満塁とし、畠山の２点右前打で逆転に成功した。この回だけで７安打８得点の猛攻で、リードを広げた。

　爆発した燕打線の中でも１番・山田は４安打４打点と大活躍。六回には左線への２塁打と右線への３点適時二塁打と２本の安打を放った。試合後は「（相手が）どんどんインコースで攻めてきていたので狙って引っ張っていきました。今日４本打ったんで、次の日が大事。あした、大事な所で１本打てたらいいなと思います」と謙虚に語った。

　広島は防御率０点台をキープしていたジョンソンが誤算。今季最悪の１３被安打８失点で六回途中でＫＯされた。