ＤｅＮＡの梶谷隆幸外野手（２６）が１４日、１軍登録を抹消された。梶谷は１３日の中日戦（横浜）の七回に二塁打を放った際の走塁中に、左足首内側を痛めて途中交代。そのまま横浜市内の病院に向かい、左足関節（そくかんせつ）捻挫の診断を受けていた。

　この日、横浜スタジアムを訪れた梶谷は中畑監督と話し合いの場を持ち、治療に専念するため登録抹消することを決めた。「まだ普通に歩くと痛みます。交流戦までにしっかり治したいです」と話した。

　梶谷は開幕から全試合３番で出場。３、４月は月間ＭＶＰに選出されるなど開幕から大活躍。今季はここまで打率・３１５（４位）、２本塁打、１８打点（６位）、得点圏打率・３４２（３位）、１１盗塁（１位）の成績を残し、首位快走の原動力となっていた。

　中畑監督は「小さな炎症があるらしい。違和感があるうちは力を発揮できない。交流戦で再スタートできるように、勇気ある撤退です。本人も『１０日で治します』と言っていた。どのチームもケガはあること。穴だとは思っていない」と話した。