De三浦 プロ野球タイ23年連続勝利
「DeNA5-4ヤクルト」(5日・横浜)
DeNA・三浦大輔投手(41)が、今季初先発のマウンドに立ち、6回で7安打3失点と粘りの投球。味方の逆転劇を呼び込み、中日の山本昌、西武、巨人などで活躍した工藤公康(現ソフトバンク監督)に並ぶプロ野球記録、23年連続勝利を挙げた。
DeNAは1点リードの五回2死一塁から上田に右中間への適時二塁打を浴びて同点とされると、続く六回は2死一、三塁から二塁・石川の失策で勝ち越し点を献上。ただ、続く2死一、二塁の危機では追加点を与えなかった。
すると打線は六回裏の攻撃で、井手の右犠飛、高城の勝ち越しとなる右翼線適時打などで逆転に成功した。
41歳で金字塔を打ち立てた三浦は、お立ち台で大歓声を浴びながら「やっと開幕できました。自分で勝てたというよりも、本当にみんなに勝たせてもらってるんで、今日もみんなに勝たせてもらって感謝しかありません」などと話した。
三浦の一問一答は次のとおり。
-24年目の開幕のマウンド。どんな気持ちで迎えた?
「緊張しました」
-何年たっても緊張?
「そうですね。やっと開幕しました」
-六回までのピッチングを振り返って。
「高城君が引っ張ってくれて、野手のみんなも本当に引っ張ってくれて、ついていくだけで助けられました」
-歴代最多の23年連続勝利。
「ありがとうございます。自分で勝てたというよりも、本当にもう、みんなに勝たせてもらってるんで、今日もみんなに勝たせてもらって、本当にもう感謝しかありません」
-お立ち台からの景色は?
「本当にジョー(高城)が言ったように、最高です」
-今シーズンの抱負を。
「まだ僕自身は今日スタートを切ったばかりですけど、もっともっとチームの力になれるように、これからも頑張っていきます」
-今日は満員御礼。みなさんに一言。
「ご来場ありがとうございます」