【一問一答】谷繁兼任監督27年連続本塁打
「阪神2-9中日」(4日、甲子園)
中日・谷繁元信監督兼捕手が一発を含む4打数4安打の大当たり。27年連続安打、27年連続本塁打となり、自身が持つプロ野球記録を更新。さらに44歳4カ月での猛打賞は、44歳0カ月の金本知憲(阪神)を抜くセ・リーグ最年長記録となった。
谷繁監督兼捕手のヒーローインタビュー一問一答は次の通り。
-5年ぶりの4安打。
「そうなんですか?ああ、そうですね。そんな打った記憶がなかったんで。あんまり欲はなかったんですけど、何とか1本打ちたいなと思いながら1打席目に1本(中前打)出た。2打席目(3ラン)のときには前のバッターがチャンスをつくってくれたんで、何とかかえしたいなと思いながら必死で食らいつきました」
-1打席目の今季初安打で肩の荷がおりたのでは。
「オープン戦でも大したヒットを打っていたかったので、実質今年の1本目みたいなヒットでした。ヒットの打ち方を忘れるところでした」
-本塁打を打った球は。
「カーブですね。1ストライク目、2ストライク目とチェンジアップを振らされたんで、何とか粘って甘いところにこないかなと待っていたんですけど、最後の最後に甘いところに来て、うまく反応できました」
-ルーキー年から27年連続本塁打。そのあたりのことは頭に浮かんだ?
「それはねえ、入った瞬間に。周りからそれは言われてたんでね。これでそういうものも全く気にせずに野球ができます」
-ひと安心の本塁打となった。
「まだ先は長いので安心はしてられないです」
-効果的な3ランだった。
「点数は何点あってもいい。きょうは守ってたんでね、キャッチャーとしてもチームをいいペースに持っていけるんで良かったです」
-スタメンマスクは今季2回目。期するものがあったのでは。
「毎日期するものはあって、別にスタメンだからというものはなく、毎日毎日を必死にやっているだけです」
-勝率を5割に戻した。
「僕だけじゃなくて、きょうはみんながつないでいって、いいゲームができました」