巨人・高木勇が無傷の開幕5連勝

好投する巨人・高木勇人=東京ドーム(撮影・園田高夫)
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 「巨人10-3阪神」(3日、東京ド)

 巨人のドラフト3位高木勇人投手(三菱重工名古屋)が先発し、6回3失点。打線の援護に恵まれて5勝目を挙げた。これで開幕から6試合に先発し、無傷の5連勝。巨人の新人としては、1966年の堀内恒夫(現野球解説者)以来49年ぶり、史上5人目の快挙となった。

 高木勇は二回1死一、三塁から、内野ゴロの間に先制を許し、三回、五回にも失点。決して万全とは言えない状態だったが、何とか試合をつくった。すると六回、2死一、三塁、高木勇の打席で代打を務めた金城が左翼線に2点適時二塁打を放ち勝ち越しに成功。その後も追加点を挙げて圧勝した。

 49年ぶりの快挙に、高木勇はヒーローインタビューで「ビックリです」と笑顔。粘りの投球を「一番疲れた試合かなと思います。ただ反省点が見つかったので、次の試合に生かしていきたいと思います。抑えたというより、打ってもらって勝てた試合だと思うので」と振り返った。

 締めくくりには、もはや恒例となった「僕は僕です!」のフレーズも。さらに「まだ入ってちょっとしかたっていないんですけど、僕はジャイアンツが大好きです!これからもジャイアンツの一員として優勝を目指していきます」と力強く話すと、スタンドから大きな歓声が沸き起こった。

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