早大 立大に大勝で勝ち点2
「東京六大学野球、早大9-0立大」(27日・神宮)
早大が1分けを挟み開幕4連勝。14安打の猛攻で大勝した。
二回に8番・川原孝太外野手(4年・掛川西)の左前適時打で先制すると、五回には3連続適時打で4点。七回には3番・茂木栄五郎内野手(4年・桐蔭学園)、4番・丸子達也内野手(4年・広陵)が2者連続本塁打を放った。
バックスクリーンにぶち当てた茂木が「いつか打ちたいなと思っていた。会心の当たり」と笑みをこぼせば、逆方向の左中間にリーグ戦初アーチを運んだ丸子は「ようやくですね。4年間で一番楽しい時期」と、声を弾ませた。
今年から就任した高橋広監督は、打撃練習で逆方向へ強い打球を打つ意識をナインに徹底。開幕5試合連続の2桁安打という結果につながり、指揮官も「いいバッティング。感心しました。忠実にやってくれている」と目と細めていた。