巨人高木勇がリーグトップ4勝目

ヤクルト相手に力投する高木(撮影・開出 牧)
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 「ヤクルト1-4巨人」(26日、神宮)

 2連敗中の巨人が首位ヤクルトを1点に抑え、3タテを阻止した。先発のドラフト3位・高木勇人投手(25)=三菱重工名古屋=が7回を3安打1失点と好投し、リーグトップの4勝目を挙げた。

 一回、1死三塁から橋本の右翼線適時二塁打で先制した巨人は、三回に片岡の3号右越えソロで2点目。

 五回にヤクルト・畠山にプロ通算100本塁打となる左越え6号ソロで1点差とされたが、八回、小林の中前適時打と金城の押し出し死球で2点を加えて突き放した。

 ヤクルトの先発・八木は5回を6安打2失点だった。

 5試合4勝負けなしで開幕4連勝の巨人・高木勇は、ヒーローインタビューで「この試合は絶対に負けない、しっかり勝つぞ!と思って臨んだので勝ててうれしい。先頭バッターを出さないようにしっかり投げたのが良かった」。前回登板の19日・阪神戦(甲子園)ではゴメスに同点2ランを浴びてデビュー4戦4勝を逃しただけに、気迫勝ちを強調した。

 だが、感謝の気持ちを素直に表す純朴さはそのまま。「うれしいですが、野手の皆さんが打ってくれたおかげで何とか勝てている」と話し、スタンドへのコメントを求められると「寮長が、勝ったらオムハヤシを作ってくれると言ってたので、明日はオムハヤシを食べます!」とうれしそうに“宣言”した。

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