ハム大谷、右足つって降板も開幕5連勝
「日本ハム3-1オリックス」(26日、札幌ド)
日本ハムが序盤のリードを継投で守り切った。
初回、中田の右線適時二塁打で先制。三回にも中田が中前適時打を放つと、さらに満塁から岡の押し出し死球で追加点を挙げた。
先発の大谷は立ち上がりから好調だったが、五回2死の場面で右ふくらはぎがつり、ベンチで応急処置を行うアクシデント。結局5回を投げ、球数はわずか59球、2安打無失点で降板したが、後続がリードを守り開幕5連勝を果たした。
ヒーローインタビューに登場した大谷は「一番、今までの中だったら(調子が)良かった」と振り返りつつ、「イニング数が少なかったので、もう少し長いイニングを投げられればよかったかなと思います」と反省の弁も。チームでは西崎幸広以来、26年ぶりの開幕5連勝となり、「登板する試合は全部勝つつもりで今後も頑張りたいと思います」と力強く宣言した。
また、この日は栗山監督の54歳の誕生日。バースデー白星をプレゼントした大谷は「おめでとうございます!」と声を張り上げ、照れ笑いしながら「勝てて良かったです」と話した。また2打点を挙げた打のヒーロー・中田も「監督の誕生日で、何とかみんなで勝利をプレゼントしようと行ってたので、実現できてうれしいです」と話した。
オリックスは先発の松葉が、6回を7安打3失点と安定感を欠き、打線も日本ハムの継投を攻略できなかった。