日本ハム大谷 今季初完封で4戦4勝

 9回、最後の打者を三振に仕留め、ガッツポーズの日本ハム・大谷。今季初完封で4勝目を挙げた=コボスタ宮城
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 「楽天0-3日本ハム」(19日、コボスタ)

 日本ハム先発の大谷が9回を4安打無失点、7奪三振の好投。昨年9月13日・オリックス戦以来、今季初、プロ入り3度目の完封勝利を挙げた。これで今季4戦4勝。チームは連敗を2で止め、首位をキープした。

 初回、四死球と自らの暴投で2死一、三塁のピンチを招いた。しかし、藤田を左飛に仕留めて切り抜け「いつもハラハラの立ち上がりで申し訳ないです。何とか粘れてよかった」と振り返った。

 二回以降は安定した投球を展開。四回、先頭の銀次に左前打を許したが、後続を抑えて得点を与えなかった。八回には連打で無死二、三塁のピンチを招いたものの、崩れなかった。

 九回は代打・フェルナンドを投ゴロ、銀次を遊ゴロ、ペーニャを空振り三振に仕留め、9つの「0」を並べた。

 打線も援護。六回1死三塁から田中の二ゴロの間に1点を先制すると、八回には田中の2点打で加点した。

 「ストレートが良くなかったので、何とか近藤さんにリードしてもらった」と大谷。二刀流を続けながらの登板4試合で4勝という結果については「打席で結果が出なかったこともあったんですが、ピッチングになったら切り替えました」と話していた。

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