オリックスが今季初の2連勝

6回オリックス無死、坂口智隆は右越えにソロを放つ=ほっともっとフィールド神戸(撮影・山口 登)
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 「オリックス5-1西武」(18日、ほっと)

 オリックスが今季初の2連勝。4勝14敗1分けで借金を10に減らした。

 先発のディクソンが9回4安打1失点の完投で今季初勝利を挙げ、自身の開幕連敗を3で止めた。五回の三者三振など西武打線をほんろう。九回に1点を失ったが、森の3試合連続本塁打も阻んだ。

 オリックスは二回、2死満塁から伊藤の右前適時打で2点を先制すると、三回には糸井の適時二塁打、六回には坂口の右越え1号ソロ、八回には2死から坂口、中島の連続二塁打で着々と加点した。

 今季初のほっともっとフィールド神戸でのゲーム。ブルーウェーブ時代の復刻ユニホームに身を包んだオリックス・ナインが、ここまでの苦しい戦いを忘れさせるような快勝シーンを披露した。

 2時間半を切るデーゲームのヒーローインタビューにはバッテリーの2人が上がった。117球で省エネ完投のディクソンは「勝つことが必要だったので、勝てて最高。西武打線はいい打線なので積極的に投げて打たせて取ることだけを考えた。(伊藤の)リードはすばらしく首を振ることはなかった。(ほっともっと神戸は)すばらしい球場で内野にも芝がある。ファンもすばらしく、ここでプレーできて最高です。(自身の1勝目で)自分も乗っていけるし、チームも2連勝でこのままの勢いでいきたい」と喜びを表した。

 また、先制の2点適時打を放った女房役の伊藤は「2死から前のバッターがつないでくれたので気持ちでライト前に落としました。(ディクソンには)何回か首を振られたけど、お互いの意図で投げたいボールを投げられた。(神戸の試合で)先輩方はこの(復刻)ユニホームを着て優勝した。僕らも厳しい状況から、このユニホームを着て流れに乗っていければと思います」と話し、ファンの声援に応えた。

 西武は連勝が2で止まった。先発・牧田は6回4失点で今季初黒星(2勝)を喫した。

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