東海大四が浦和学院にリベンジ 北海道勢52年ぶり決勝進出

 東海大四戦に先発した浦和学院・江口=甲子園
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 「選抜高校野球・準決勝、東海大四3-1浦和学院」(31日、甲子園)

 春夏通じて初の準決勝に挑んだ東海大四が一昨年の覇者・浦和学院を下し、1963年に準優勝した北海以来、北海道勢として52年ぶりの決勝進出を決めた。4月1日の決勝では、ともに初優勝をかけて敦賀気比と対戦する。

 二回1死一、三塁の場面で浦和学院の江口に右線への適時二塁打を許した。しかし、その裏に先頭の小川が死球で出塁。2死三塁から先制を許したエース大沢志意也(3年)が中前へ同点適時打。四死球で満塁とし、敵失で勝ち越した。

 1点リードの六回1死一、三塁の好機では、再び大沢が打席に入り、初球を三塁線へスクイズ。内野安打となり、リードを2点に広げた。

 八回にも左前打で出塁するなど投打で活躍した大沢は、試合終了の瞬間に両手を高々と挙げてガッツポーズ。「冬は浦和学院さんを倒すため、必死でやってきた。一つの目標が達成できて本当にうれしい」と話した。

 東海大四は昨秋の明治神宮大会準々決勝で、浦和学院に六回コールド0-10で完敗。その試合で完投したのが大沢だった。「借りを返したい」と話していた右腕が、見事にリベンジを果たした。チーム初の決勝に向けては「今日のように、しっかりコースをついていければ大丈夫」と胸を張った。

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