プロ注目県岐阜商・高橋8回5失点敗退

浦和学院打線を相手に5点を許し、4強進出を逃した県岐阜商・高橋純平=甲子園(撮影・保田叔久)
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「選抜高校野球・準々決勝、県岐阜商0-5浦和学院」(29日、甲子園)

 県岐阜商の高橋純平投手(3年)が先発し、浦和学院に11安打を浴び、8回5失点で準決勝進出はならなかった。

 立ち上がりから緩急自在の投球で浦和学院を抑えていたが、終盤につかまった。七回、先頭の幸喜、続く高橋に連打を浴びて無死一、三塁のピンチを招くと、荒木には追い込みながらも外角スライダーを中前へはじき返された。

 センバツ25イニング目にして初となる自責点。これで均衡が破れると、さらに江口の犠飛、諏訪の右前適時打であっという間に3点を失った。

 試合前には「体調は問題ない。1回戦を投げ終えたときよりは今の方がいい。エンジンがかかったままになっているからですかね」と語っていたが、終盤は疲労の色がにじんだ。

 八回にも連続長打を浴びるなどで2点を失ったが、最後までマウンドを守り続けた。

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