大阪桐蔭 夏春連覇へあと2勝
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「高校野球 選抜高校野球大会準々決勝 常総学院3-5大阪桐蔭」(29日、甲子園)
大阪桐蔭が第1試合で常総学院を逆転で下し、4強一番乗り。史上5校目の夏春連覇へ、あと2勝に迫った。
初回に先頭打者アーチを浴びる苦しい展開だったが、2点を追う五回に主将・福田が放ったソロ本塁打で流れは変わった。大粒の雨が降り出した七回には、吉沢が2死一塁から右中間二塁打を放ち同点。続く田中の遊ゴロを皆神が後ろにそらす間に、吉沢が勝ち越しのホームを踏んだ。
八回に谷口の左前適時打でダメ押しした大阪桐蔭。元箕島の尾藤監督を超える歴代単独9位の甲子園36勝目をマークした西谷監督は「厳しいゲームでしたけど、子供たちには大きな財産になる。福田は主将でチームを引っ張ってくれてましたが、自分にも結果が出た。これで勢いに乗ってくれると思います」と語っていた。