静岡が50年ぶり8強 2年生村木完投
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「選抜高校野球・2回戦 静岡4-2木更津総合」(27日、甲子園)
静岡が1965年以来50年ぶりに8強に進出した。2年生エースの村木が14安打を喫しながら、粘りの投球で2失点。2試合連続で完投した。
今春から本格的に決め球に使っている鋭い落差のフォークが再三のピンチで生きた。走者を三塁に置いてもワンバウンドを恐れず低めへ徹底した“宝刀”。「今の自分の決め球。びびっても仕方ない」と、強気の姿勢を貫いた村木は「力いっぱい投げられた」と笑顔だった。
栗林監督は、2年生右腕の力投に「彼ならやってくれると信じていた。堂々と臆することなくいい投げっぷりだった」と絶賛していた。