スジーワさん、珍プレーを好ジャッジ
「選抜高校野球・1回戦 東海大四3-0豊橋工」(24日、甲子園)
スリランカ人、スジーワ・ウィジャヤナーヤカさん(31)が三塁塁審を務めた。東海大四の攻撃、二回2死二塁の場面では、8番・大沢の右前打の間に二走・小川が三塁を回って本塁を狙ったが、制止しようとした三塁ランナーコーチと接触したとして、走者アウトをコールした。
ランナーコーチの東海大四・宮崎は「止めるのに必死で、もしかしたら触れていたかもしれない」と話した。同校の大脇監督も「長い監督人生で見たことない」と驚いていた。
野球規則7・09(h)では「三塁または一塁のベースコーチが、走者に触れるか、または支えるかして、走者の三塁または一塁への帰塁、あるいはそれらの帰塁を、肉体的に援助したと審判員が認めた場合」にはインターフェアとなるとある。