広島ドラ3・塹江 充実キャンプ終え卒業式へ

 広島のドラフト3位・塹江(ほりえ)敦哉投手(高松北)が3日、5日の卒業式出席のため、チームを離れた。広島県廿日市市の大野寮を出発する際に「久しぶりなので楽しみです」と、笑顔を見せた。

 宮崎県で行われた2軍キャンプでは、ブルペンで合計1000球を投げ、その9割以上は直球だった。左腕は「充実していました。下半身を意識した投球ができるようになりました」と、うなずいた。2月27日の巨人2軍戦(天福)では、全て直球で2三振を含む1回無安打無失点と好投。最速148キロをマークした。

 沢崎2軍投手コーチは「ブルペン投球を見る限り、実戦では乱れることもあると思っていたが、立派な内容だった」と振り返った。初速と終速に差がなく、手元で伸びる球筋。将来性を感じさせる直球を武器としている。

 塹江は契約金で母校に投球マシン1台を寄贈し、グラウンドの内野フェンスにラバーを設置する費用を負担した。プロでの順調な滑り出しを土産話に、胸を張って同級生と再会する。

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