G沖縄キャンプ 野手MVPは鬼屋敷
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「巨人春季キャンプ」(26日、沖縄)
巨人は26日、沖縄・那覇で行われた2次キャンプを打ち上げた。原辰徳監督は印象に残った野手について、「鬼屋敷が伸びたね。守りの面で非常に良くなった」と、6年目捕手を絶賛した。
鬼屋敷は近大高専から09年ドラフト2位で巨人入り。強肩強打が持ち味だが、過去5年で1軍出場はわずか2試合のみ。分厚い選手層に埋もれ、下積み生活が続いていた。
今年も宮崎での1次キャンプは2軍スタートだったが、沖縄キャンプから1軍に合流。24日に行われた韓国SKとの練習試合では2打数2安打と結果を残し、守備面でもスローイングやインサイドワークで首脳陣の評価を高めた。
原監督の言葉を聞いた鬼屋敷は「ありがたいです」と喜びながら、すぐに表情を引き締めて「やれることをしっかりやって、アピールしていきたいです」と決意。小林と相川の正捕手争いが注目されているが、6年目の23歳にも光が差し始めた。