金子オリックス残留「優勝したい」

オリックス残留を発表し、にこやかな表情で西名球団社長と握手をかわすオリックス・金子千尋(左)=大阪・オリックス本町ビル(撮影・飯室逸平)
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 オリックスから国内FA宣言している金子千尋投手(31)が24日、大阪市内で会見を開き、オリックスに残留すると表明した。

 この日、4年20億円プラス出来高で契約書にサイン。「いろんな球団から素晴らしい話をいただいたが、オリックスで今年できなかった優勝をしたいという気持ちが勝った」と話した。

 来季の所属球団の動向については阪神、巨人、楽天、中日などが獲得の意志を示していた。11月11日にFA宣言して以来、1カ月半に及ぶ交渉期間を経て、ついに金子自身が結論を出した。

 金子は今季両リーグ最多の16勝(5敗)を挙げ、防御率1・98で最多勝と最優秀防御率の2冠を獲得し、沢村賞にも選出。11月11日に国内FA権を行使することを表明した。

 当初はポスティングシステム(入札)を利用しての米大リーグ移籍も視野に入れ、「全ての可能性を考えたい」としていたが、11月24日には今オフはメジャーへの挑戦をしないことを明言。その後はオリックス残留か国内他球団への移籍に絞られていた。

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