オリックス馬原、FA権行使せず 残留で話し合い、来季も契約へ

 オリックスの救援投手として2位躍進を支えた馬原が国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、残留することになった。29日に「FA権を使うつもりは全くない」と明言し、瀬戸山球団本部長も「(来季も)一緒にやりますと言ってくれた」と話した。球団と28日に話し合い、来季も契約することで合意した。

 FAで移籍した寺原の人的補償としてソフトバンクから加入した昨季の登板は故障により3試合にとどまったが、今季は55試合だった。2007年のセーブ王は「オリックスに取ってもらった身。まだ恩を返せていてない」と話した。

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