京大・田中をロッテが2位指名
「プロ野球ドラフト会議」(23日、グランドプリンス新高輪)
京大初、東大を除く“旧帝大”初のプロ野球選手が誕生する。京大・田中英祐投手(4年・白陵)がロッテから2位指名を受けた。
関西学生リーグでは、1年春から頭角を現し3年秋にベストナイン、今春には4勝を挙げるなど、着実に力を伸ばしてきた。
一方で、工学部工業化学科に在籍、将来的に“日本の頭脳”としての、別の選択肢もあったが、野球に対する思い、「地獄を見てこい」という父・克則さん(52)ら周囲の後押しもあって、プロ入りを決意した。
中学からの10年間、他の選手が経験してきた、野球に特化した環境に身を置いたことはない。その分、伸びしろも期待される。