早大 V戦線残った!!中村が延長V打

 「東京六大学野球、早大2-1立大」(20日、神宮)

 早大が延長戦を制して勝ち点3とし、優勝争いに踏みとどまった。

 1-1の同点で迎えた延長十一回、安打と盗塁などで2死三塁の好機をつかむと、ドラフト上位候補の中村奨吾内野手(4年・天理)が決勝の左前打を放った。

 投げては、四回から登板した2番手の竹内諒投手(2年・松阪)が8回3安打無失点の好投。今季初勝利を挙げた。

 中村は「準備はしっかりしてきたので、ここで打てなきゃ仕方ない、という気持ちだった。久しぶりの感触で気持ち良かった」と会心の笑顔。岡村猛監督は、大一番での主将の働きに「春も秋も苦しんできたが、さすが(主将の背番号)10番を背負っただけのことはある。いい仕事をしてくれた」と、声を詰まらせた。

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