日本ハムが延長戦制し勝負は第6戦へ

延長11回、中島の勝ち越しタイムリーに歓喜する日本ハム・大谷翔平ら=ヤフオクドーム(撮影・飯室逸平)
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 「パCSファイナルS第5戦、ソフトバンク4-6日本ハム」(19日、ヤフオク)

 日本ハムが逆転勝ちで延長戦を制した。対戦成績はソフトバンクの1勝のアドバンテージを含め、3勝3敗のタイ。勝負は20日の最終第6戦へと持ち込まれた。日本ハムが勝てば2年ぶり7回目(東映時代含む)、ソフトバンクが引き分けるか勝てば、3年ぶり15回目(南海、ダイエー時代含む)となる日本シリーズ進出が決まる。

 日本ハムは4-4の同点で迎えた延長十一回、2死満塁から中島卓が右前へ2点勝ち越し打。これが決勝点となった。

 二回に4点を先制され、序盤から苦しい展開だった。しかし4点を追う七回、大野の2点二塁打、西川の適時三塁打で1点差とし、八回、中田のソロで同点。そのまま延長戦へ突入した。

 先発の大谷は二回に4点を奪われたものの、その後は追加点を許さず粘投。7回4失点12奪三振で降板した。

 ソフトバンクは二回に吉村の2点二塁打、今宮の適時打などで4点を先制したが、中継ぎ陣が誤算だった。

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