駒大13年ぶりVに前進 今永が完投

 「東都大学野球、駒大4‐3亜大」(10日、神宮)

 駒大が競り勝って勝ち点3とし、01年秋以来13年ぶりの優勝に大きく前進した。エース左腕の今永昇太投手(3年・北筑)が12奪三振で3失点完投。今季5勝目を挙げた。

 最速147キロを計測した直球、スライダーなどの変化球もキレがあり、許した安打は4本。尻上がりに調子を上げ、九回は3者連続三振で締めた。

 8日の1回戦は左肘の違和感を抱えながら登板。5回3失点で敗戦投手となっていただけに「みんなが3戦目につないでくれた。(肘の)感覚も戻ったし、完投できてよかった」と、胸を張った。

 駒大は14日からの拓大戦で勝ち点を挙げれば、優勝が決まる可能性がある。今永は「僕らは優勝を知らない。できることは限られているので、目の前の打者を一人ずつ打ち取っていくだけ」と、足元を見据えた。

 また、史上初の7連覇を狙う亜大は、自力優勝の可能性が消滅した。

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