国学院大・新ケ江が初登板初勝利
「東都大学野球 国学院大3‐1青学大」(1日・神宮)
国学院大が連勝で、勝ち点を1とした。
リーグ戦初登板初先発した左腕・新ヶ江一聡投手(3年・国学院栃木)が七回途中5安打1失点と好投し、初勝利を挙げた。
今夏のオープン戦も1試合のみの登板。しかし、故障者や不調に陥る4年生投手が相次ぐ状況の中で、自身は調子を上げ、出番が回ってきた。リーグ戦のベンチ入りも前日の1回戦が初めてだったが「やっときた」という念願のマウンドで、130キロ台中盤の直球とチェンジアップなどの変化球を思い切りよく投げ込み、最少失点で試合を作った。
「4年生のためにも勝ち点を取りたいと思って無我夢中で投げた」と会心の笑顔。この朝に先発起用を決断した鳥山泰孝監督も「強い気持ちを持って1球1球投げてくれたのが何より」と、働きをたたえていた。