ヤクルトの岩村明憲内野手(35)が来季の戦力構想から外れたことが30日、関係者の話で分かった。本人は現役続行を希望しているという。
楽天からヤクルトに復帰して2年目の今季は主に代打や一塁手として39試合の出場にとどまり、打率2割4分3厘、1本塁打、14打点だった。
岩村は愛媛・宇和島東高から1997年にドラフト2位でヤクルト入りし、ベストナインに2度、ゴールデングラブ賞に6度選出されるなど中心選手として活躍した。2007年に米大リーグ、デビルレイズ(現レイズ)に移籍し、08年はワールドシリーズ進出に貢献した。