立大が開幕4連勝“二刀流”川端が復活
「東京六大学野球、立大6‐3慶大」(28日、神宮)
立大が開幕4連勝を飾った。
二回に9番・藤田凌司投手(1年・県岐阜商)の適時内野安打などで2点を先制。四回には4安打を集中して4点を奪い、突き放した。
3点差の六回からは、直前の攻撃で代打出場した川端大翔内野手(4年・沼田)が救援登板。最速147キロを計測した直球などで3回1安打無失点、4奪三振と好投し、相手に流れを渡さなかった。
大学入学後に投手に転向も、3年春に右肩を痛めて、リーグ戦の登板は2年秋以来、2年ぶりだった。
高校通算40本塁打の打撃を生かして野手に専念していたが、投手陣に故障者が相次いだこともあり、今年6月から投手に本格復帰。苦難の時を乗り越えての復活に「最初マウンドに上がった時は緊張したが、2イニング目からは思い出した。(野手兼任の)疲れも何もない。優勝できるなら壊れてもいい」と頼もしかった。