東海大相模が逆転4強 吉田13K完投
「高校野球・秋季神奈川大会準々決勝、東海大相模2‐1慶応」(21日、保土ケ谷)
今夏甲子園出場の東海大相模が逆転勝ちで、4強入りを決めた。
先発した吉田凌投手(2年)は、四回に先制を許したものの、6安打1失点で完投。140キロを超える直球と落差の大きいスライダーやカーブで、13三振を奪う力投を見せた。
横浜にコールド勝ちするなど今大会好調だった慶応との対決を制し「正直ホッとしました。本当に嫌な相手だった」と笑顔。177球を要しながら粘った内容に「しのげたのは1年半やってきたことができたのかな」と、手応えを口にした。
打線は1点を追う四回、4番・長倉の二塁打を足がかりに1死三塁とし、内野ゴロの間に同点。そして、六回1死三塁から長倉の左前適時打で勝ち越し、これが決勝点となった。