プロ表明の京大・田中が延長敗戦
「関西学生野球、近大2-1京大」(15日、甲子園)
第3節第1日が行われ、前節、プロ入りを表明した京大・田中英祐投手(4年・白陵)が先発。
二回には無死二、三塁というピンチを迎えたが、そこから自己最速タイとなる149キロの直球を主体に、3者連続三振を奪う力投を披露した。
自身「少しスタミナに問題があった」と振り返った通り、1点リードの八回には小深田に同点適時二塁打を許すと、延長十一回にはスクイズで決勝点を奪われ、自身、チームともに今季初勝利は次戦以降に持ち越された。
プロ8球団のスカウトが見守ったということで「多くの方が見に来てくださったのは、うれしかった」という田中。
「後には引けないな、という思いはあります」と、より高みを目指していく。