20年目の日ハム稲葉、引退表明
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プロ野球日本ハムの稲葉篤紀内野手(42)が2日、プロ20年目の今季限りでの現役引退を表明した。札幌ドームで記者会見し「進退を懸けて1年を頑張ろうと始めたが、膝の具合がどうしてもよくならない。自分の打撃ができなくなってきたところから決意した」と話した。今季は4月中旬に左膝を手術し、1軍復帰が7月までずれ込んだ。
稲葉は愛知・中京高(現中京大中京高)、法大を経て1995年にドラフト3位でヤクルトに入団。2004年オフにフリーエージェント(FA)宣言して米大リーグ入りを目指したが、挑戦を断念し日本ハムに移籍した。