マドンナ大勝発進!女子野球W杯

 「第6回IBAF女子野球W杯・1次予選、日本14‐0豪州」(1日、サンマリン)

 侍ジャパン女子代表(通称・マドンナジャパン)が初陣を大勝で飾った。

 W杯4連覇への道をまず開いたのが、六角彩子(22)=侍=だった。二回、豪州先発・ラティマーの制球難につけ込んで1死満塁の好機を迎えると、六角はフルカウントから思い切ったスイングで三遊間を割る、先制タイムリーだ。

 これでリズムを崩したラティマーが連続押し出しで降板、2番手以降も四球、暴投という自滅に導いた。

 大倉孝一監督(51)が「試合の“入り”は両チーム重かった。あのヒットと、次の押し出し。この2点でいけると思った」と評価した六角の一打。

 六角は「何としてもつなげるつもりで、バットを短く持ってコンパクトに振りました」と殊勲打を振り返った。

 打線はなお2死満塁から志村亜貴子(31)=アサヒトラスト=の、走者一掃の左翼線二塁打、六角の2打席連続適時打となる左翼線二塁打、さらに厚ヶ瀬美姫(23)=アストライア=の左前適時打と爆発。一気に12得点を奪う猛攻となった。

 先発の矢野みなみ(25)=フローラ=は序盤、走者を得点圏に進めながらも、丁寧に内野ゴロを打たせる投球に徹し、また固い守備陣が矢野をもり立てた。矢野は3回無失点。

 開会式では英語で選手宣誓を行い、試合では攻守に活躍した主将の志村は「この波に乗って、1戦1戦いきたい」と笑顔で振り返っていた。

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